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人数の減少が一番響いてるのは鉦打ちと棟梁楽だと思うんです。
棟梁楽は今年は下は18歳の子が飛んでいました。 最後までやり抜きましたが、途中から足が震えていた子もいました。 鉦打ちも苦難の年だったろうと思います。 鉦は重さ80㎏以上のが上、下(かみしも)で二つ、それを二人一組で交代しながら叩きますが、18時半から23時半前後という長丁場で大念仏が行われる為に、体力の限界を考えても、最低で4組×2=16人は必要だろうとずっと思っていました。去年までは楽の数を10個から8個に減らしてまでも鉦打ちの人数を優先していました。3組×2=12人ではとても無理の筈だからです。 ところが、今年はその無理を鉦打ちたちに飲んで貰わなくてはいけない状況になりました。 楽を7個に減らしても人数が足らなくなったんです。 その代わりに肩で背負わなくてもすむように特注のステンレスのつっかい棒が与えられました。 練習の時には、新人に打ち方を教える時などにすでに使っていたのですが、それを本番にも使っていいようになったと。 我々現代人は恥ずかしいお話ながら、体はそんなに頑丈ではないですし、前からそのつっかい棒を取り入れたらどうかという案はあったのです。 でも、私が現役の頃は私もそうですし、みんな拒否していました。 「そんな恥をかかせるくらいなら、いっそ祭りを止めると言ってくれ」 と、思っていました。 今年、3組×2になったと、つっかい棒をいよいよ取り入れることになったと聞いた時は、 「来る時が来た」 と、思いました。 でも、それは仕方ないのだと、自分に言い聞かせました。 練習に行くと、それぞれの肩の高さに合わせて長さもアジャストできる立派なつっかい棒が新調されて置いてありましたし。 ところが……そのつっかい棒は結局一度も使われませんでした。 鉦打ちはみんな、 「みっともない」 「(それがあると)打ちにくい」 「(自然に鉦を揺らせないから)かえって危ない」 などと、口々にいい。 本番の5時間を遂に叩ききりました。 ![]() この画像、トロッとした感じがちょっと好きなんですが、これってだらけているわけではないんですよね。この時は最後の最後の方で、みんなきっと限界を超えているんでしょう。 ![]() かれらはもう少し年長組。こちらは気合いを振り絞ってやってます。大したヤツらですわ、ホントに。
by kaizoe
| 2005-08-22 22:22
| 河内火祭りと若衆
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