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田舎の暮らしと夏に行われる火祭りについてつづっています
by hisa
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花火大会に行きました
尺玉ひとつ作るのにどれだけ手間暇掛かるのか知らないけれど、点火してから数秒後、爆発して跡形もなく消えちゃうじゃないですか。
花火って、それで何をするわけでもない、後に何も残らない。

無料開放されたミキモト真珠島から鳥羽湾に打ち上げられる花火を見ながら、
「作る側も見る側も、こんな無駄なことをしていていいのだろうか。戦争や民族、宗教の対立や、相変わらず飢餓や病気や世界中には解決しなきゃいけない問題が山ほどあるっていうのに。作るべきもの、催すべきものをわたしらは間違ってやしないのか」
そんなことをぼんやり考えていました。

打ち上げ花火の他に、タグボートの様な船舶から海上に投げ落とされた花火が海面で次々に爆発する「海上自爆」も例年通り披露され、扇状に広がって見える光の絵は一瞬だけ現れるクジャクの尾羽の様で確かに綺麗でした。
でも、船の背後で次々に爆発していくその様子は、後からドーンッと腹にも響く轟音のせいもあって、何度みても「機雷」を連想してしまいます。打ち上げ用の台船から夜空に向けて光の玉が連射される様子も湾岸戦争の時に見たパトリオットミサイルをどうしても彷彿してしまいます。

最近はみなとまつり花火大会も派手になり、轟音と夜空に展開する光の花が途切れることもないくらいに盛大になってきました。
大会も佳境に入り、2艘の船が並んで海上自爆を投下し、その背後で通常の打ち上げ花火を連発、海面に2つの扇の花が咲き、上空に尺玉が折り重なるように展開された時は、答志島の島影がぼんやりと闇に浮かぶ薄暗い鳥羽湾が一瞬光の粒で埋め尽くされた様になりました。
また、今年、わたしは真珠島から見ていましたので、たまたま海上自爆の船舶の進行方向から見学することになりました。
扇状の花と爆音がだんだんと迫ってきます。船が島にもっとも近づいた最後の投下では爆発の輪の中に呑み込まれた錯覚に陥りました。破裂した花火の帯がこちらの頭上に降り注ぐのではないかという不安を感じる程間近で見ることができました。
その頃は心臓の鼓動も速まり、憂いも忘れただただ感動していました。

目の前ではすさまじい爆発が連続し、不安を掻き立てる爆発の轟音も鳴りやまないのだけど、それはテロでも戦争でもなく、何かが破壊されることもなく、誰かが傷つけられることもなく、ただ、ひたすらに見学するわたし達の心に大きな感動を届けてくれるわけで、花火はあらためて素晴らしいものだと思いました。
最後の海上自爆が終わった時、島の観客から拍手が起こりました。
わたしも自然に手を叩いていました。

打ち揚げの台船は海上彼方にあり、花火師さん達にそれは届くわけないのですが、
「素晴らしい贈り物をありがとう!」
と、みな感謝の気持ちと喝采をおくりたかったのでしょう。

なんだか否定的な書き出しになりましたが、わたしは子供の頃から花火が大好きなんですよ、念のため~。

by kaizoe | 2005-07-23 19:47 | 伊勢志摩百景
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