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田舎の暮らしと夏に行われる火祭りについてつづっています
by hisa
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わたしの世界遺産
わたしの世界遺産_a0019755_1792374.jpg「電気が点かんので見てくれんか」
と、近所のおじさんに頼まれ一緒に現場を見に行きました。
この変電設備にはすでに電気は来ていないようでした。
数日前、激しい雷が鳴った夜があり、それ以来停電しているということなので、設備のどこかに落雷があり、その時安全装置が働いて電路が遮断されたのだろうと判断しました。
柱上の電気設備は電力会社の財産であり、私ら一般の電気工事士はタッチできないので係に電話して貰うようおじさんにはいいました。

わたしの世界遺産_a0019755_1794834.jpg停電しっぱなしでは仕事もできないし困るでしょう?
と、聞くと、おじさんはえらく恐縮して、ホントは今の時期は使ってへんでええんやけどなぁ、と、照れ笑いしました。
写真の電力の引き込み設備は町工場か民宿でもやってそうなごつい仕様です……でも、使う時でも電気の使用はせいぜいこの小屋の電灯とラジオくらいだそうです。
何という贅沢でしょう!
中部電力はそのために、この田んぼのずっと下にある川の、さらにその向こう岸の道沿いに走っている送電線から延々と6600ボルトの高圧電力を引っ張ってきたのです!(笑)

わたしの世界遺産_a0019755_17101034.jpg
この田んぼに入るのは初めてだったのでついでに石垣をよく見てきました。
私は子供の頃から遺跡か城跡のようなこの石垣を川向こうの道から眺めるのが好きでした。
ちょうどいい機会と誰が積んだのかおじさんに聞いてみると、そんなもの分からんわぁ、と笑っていました。
お父さんやおじいさんの代に積んだのならその様子を直接見ているか話くらいはきっと聞いている筈です。
村の中ならドコソコの家はどの大工が建てた、石垣は誰が積んだ、道は誰と誰と誰がつけたといったことはここ100年くらいの話であれば大抵分かります。
きっと、この石垣はもっと以前に積まれたものなのでしょう(コンクリートで一部修正はされていますが)

わたしの世界遺産_a0019755_1711846.jpgそれにしても、ブルドーザーやユンボといった重機もない時代に手作業で開墾され石垣が積まれたとは驚き…と、いうか、もはや驚異だと思います。
昔の人は偉大です。

わたしの世界遺産_a0019755_17143231.jpgこの場所は河内でもかなり奥の方にあります。これは実は道なのです(^^;
本日、撮影のために一人で行ってきたのですが…さすがに恐かったです。
今の時期は誰も通りませんし、もし、クルマごとひっくり返って山の中に落ちたなら。。。

わたしの世界遺産_a0019755_1714574.jpg

by kaizoe | 2004-12-13 18:19 | 伊勢志摩百景
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