鳥羽・河内火祭りトップぺージへ


田舎の暮らしと夏に行われる火祭りについてつづっています
by hisa
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
リンク
最新のトラックバック
四万十川編
from 四万十通信
荒廃森林
from フォトログ 森の窓
榊原温泉
from 全国有名温泉ガイド
『その時、歴史が動いた』..
from バガボンド・ブログ
まだまだその後…w
from 豪大のなんでも日記
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2006年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧

新月の木・正倉院の謎
「正倉院見に行くけど、どうや?」
姉夫婦に誘われて行って来ました。

a0019755_9162265.jpgさすが奈良!
県庁の中庭にも鹿です。


a0019755_9212367.jpg東大寺大仏殿を横に見ながら、正倉院へ。

a0019755_905326.jpg


到着すると初めて現物を見た私は、思わず声を上げましたよ。
「なんや!ログハウスやんか」
な~るほど……義兄と古都奈良はどうもミスマッチングに感じたんですが、5年ほど前からログハウスに懲りだし、マイホームもそれで建てた彼はログを見る目で正倉院を見ようとこの遠征を思い立ったのか?

観光の対象としての正倉院……国宝、世界遺産といってもそれは、別に動き出して変形するわけじゃないですし、最初はいささか退屈な常識的建物に見えました。いや……でもしばらく見ているとだんだん興味が沸き出しました。

まず、姿が良いですね~!
a0019755_9175132.jpg

おぼろなイメージの中で屋根は単純な切り妻かと思ってたのですが、実際は上品な寄せ棟式でした。それも樹皮を積み重ねたものではなく本葺きの瓦屋根。屋根を支える垂木(たるき)を一部二段にして鼻先を上げ、屋根の面に微妙な曲線を与えています。……なかなか重厚にして優美です。
と、すると、屋根の重量だけでも相当なものになっているでしょうが、よく持ちこたえているものです。
でっ!本体を支えている基礎部分……高床式の床下部分に目を向けると、図太い丸柱は礎に乗せられて建物を支えています。掘っ建て式だとどうしても木は腐ってしまいますが礎式は水はけも良く、長持ちするわけですね。工法の的確さを歴史が証明していますね。

すごく不思議なのが、丸柱、壁の校倉(中倉は板壁)共に煙でいぶしたように黒ずんでいますが痩せやひび割れがほとんどないこと。補修して何度か取り替えているのかと思いましたが……ネットで調べてもどうも建築当初の材のままの様。雨ざらしの木材が1200年持つとは意外というか驚異です。何か秘密があるのでしょうか?

まず杉や檜では無理だろうと義兄に聞いたら木は檜を使用していると教えてくれました。
「う~ん……檜なら普通割れが入る筈やけど、見あたらない……何でやろ?」
義兄、曰く、
「新月伐採の木を使ったんちゃうかと、(一部で)言われとるんやけどな」
新月の木

今、奈良の地にごく普通に建っている正倉院ですが、1200年変わらずにその姿を保ち続けることは普通の出来事ではまったくないわけで。。。その奇跡をテクノロジーで実現させた巧みの技……正倉院には不思議ミステリーがいっぱい!納められてきた宝物、そして、器もまた建築技法の宝庫なのですね。

日本は高温多湿で雨も多く、ヨーロッパの国々に比べて住宅の耐久年数もかなり劣るようですが、家を建てるのはとっても大変。
個人の金銭的負担、精神的負担、それから総量である国力の保持という視点で考えた場合ももっと住宅の耐久性を改善するべきだろうと私は前から思っています。
そして、地球の温暖化はますます進むでしょうが、これからは機械の冷暖房に頼る付け焼き刃的な建物ではなく、省エネルギー、エコロジーの資質を備えた本当の意味で高性能な住宅が必要になってくる筈と。

そこで正倉院の登場でぃっす!
基礎は耐久性や風通しに限界のあるコンクリートの布基礎をやめ、自然石の礎に。そして高床、壁は校倉(ログ)。その建物は百年二百年長持ちし、親子何代にも渡って住む。これからのスタンダードな日本の住まいとしてそういう形があってもいいんじゃないでしょうか。
マジでそう思います。

「いにしえの巧みの技を現代に復活させた新しいタイプのログハウス。材はあなたのお住まいになる地域周辺から杉と檜を調達し使用。【シリーズ正倉院・タイプA】 河内農業森林組合からお届けします」
とか、商品化できたら面白いでしょうね~。

※書きたいことがいっぱいあるんですが、とてつもなく長くなりそうなんで……我慢します。
[PR]

by kaizoe | 2006-10-31 09:18 | 歴史の旅へ
いい牡蠣、わるい牡蠣
お世話になった人に何かお礼(またはお土産)をと思った時、私は牡蠣を真っ先に考えます。
スーパーや百貨店、商店街、カタログショッピングにネット……大抵の物はすぐに手に入るこの国で「これならば!」と自信を持ってすすめられるものはあまり思いつきません。
牡蠣にしたって、魚屋やスーパーに行けば買えますし、冷凍ものだったら生のがない夏場でも手に入るわけですが。。。
でも、的矢産をブランドイメージの頂点として、養殖の盛んなこの伊勢志摩で育った牡蠣は、出所、鮮度、品質の面で自分が納得できるものを選べますし、第一、毎年かなりの量を食べる自分がこの辺りの牡蠣が単純にとてもおいしいことを知っています。
だから、贈りたい人にもきっと喜んで貰えるだろうと都合を打診するのですが……これがまた、やんわりと断られることが多いんですね……トホホホ。

牡蠣の臭い、見た目、食感……それらで何かしらイヤな経験をしてから嫌いになっている人が多いんでしょうね。
牡蠣の食あたりは強烈だといいますし、いたみかけのヤツはそれこれ悪夢のような臭いと食感ですからね、慎重になる人がいてもしょうがないですね。
かくいう私も子供の頃は大嫌いでしたし。
臭い、見た目、食感、そのどれもが気持ち悪くて、食べる前にはなからとても口に入れる勇気がもてませんでした。
嫌いというか……恐怖のおかずでしたね~。
そのころは今と違って、生産者の人から直接に分けて貰えるという状況じゃなくて、家の食卓に上る牡蠣はかなり鮮度の怪しいものだったんでしょうね……きっと。

剥き立てのは変な臭いはまったくなくて身もプリプリ、まごうかたなきごちそうだと思うのですが。
やなイメージをお持ちの方もいい牡蠣を一度食べれば印象はガラッと変わるはずで。牡蠣のおいしさをぜひとも分かって欲しいものですね~。

今日の晩ご飯は今年初めての牡蠣フライだったんですけど、おいしくて例によっておなかいっぱいいただきました。
中学まで同級生だったある人が、牡蠣の産地浦村町にお嫁に行っていて、ちょっとした縁で私の姉を通じて届けてくれました。2年前の同窓会ではあいにく会えませんでしたがYちゃん、ごちそうさまでした。
[PR]

by kaizoe | 2006-10-15 01:10 | 田舎生活