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田舎の暮らしと夏に行われる火祭りについてつづっています
by hisa
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カテゴリ:河内火祭りと若衆( 57 )

次ぎの夏
来年、いや、今年の夏は鉦の音もボコボコという楽の響きも、そして柱松もないのかぁ。
そんな夏が本当にやってくるなんて、信じられない……と、いうか、何だかピンときません。

消滅も時間の問題といわれ始めて久しい中、去年まで青息吐息で何とか続けてきました我が火祭りですが、今晩、母体である組合の臨時総会で廃止が決定しました。

廃止について最後に賛否がとられたのですが、私は、迷った末に賛成の挙手を行いました。すでに大分前から来るところまで来た、観念せざるを得ないところまで追いつめられた状態でしたから、今更断腸の思いという程の無念は沸いては来ませんでした。

正直いいますと私個人は現役の頃に思う存分にやらせて貰いましたので、元々悔いというものは残っていませんでした。
ただ、楽しいから、在所のみんなと祭りに参加するのが楽しいから、そして、若い人たちにもきっといい経験になるんじゃないかと、主にそういう気持ちで付き合ってきましたので……とても残念ではありますが、その結論は静かに受け入れたいと思っています。

組合は若衆という仕組みもなくす方向で検討していくみたいです。
私らOBはいい、どうでもいいとして、現役の連中はこれからどうなるのか、どうするのか、心配……と、いうか少し気になります。初盆供養、先祖供養の儀式の場もなくなります。その辺りもこれからどうするのか。

我が河内町と私達にとって大きな財産が溶けてなくなっていく気がします。
祭りは何をするかではなく、それぞれの魂のあり方こそが本体なのだから、その心の火さえ消さなければ何も変わらない、そういう思いはあるのですが。
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by kaizoe | 2008-01-27 22:12 | 河内火祭りと若衆
火祭り速報!
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先ほど終わりました。
少ない人数でこうやって終わりまでこぎ着けたことが驚きであり感動的でした。
とりあえず、ラストの火祭りから3点。

卓矢ごめん(^∧^)
おじさん、今年は仕事の都合で大遅刻。
丘に上がった頃には大念仏が終わるところでした。
君(たち)の勇姿を撮影しそこねたよ~。

次は今年の分まで撮りますから、ぜひ来年もがんばってください。
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by kaizoe | 2007-08-16 00:52 | 河内火祭りと若衆
今年もやります!
あっという間の一年!
祭り本番も明日となりました。

今日は前日の準備、それから夜には全体の総合わせである「大鳴らし(大慣らし)」の出合いが行われました。

4年前から開催地までの山道を照らす提灯の設置を行っているんですが……いかんせん、準備をする手が足りません。
それでなくとも若衆の人数が激減し、祭り本体の準備さえ青息吐息であるというのに……「提灯の設置も、もう諦める時かなぁ」と、考えていたところ、自由参加だというのにたくさんの若衆が駆けつけてくれました。

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時折激しいにわか雨が降りつける不安定な天候の中、三十本余りの提灯を取り付け、一息ついている若衆たち。
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歳をとったせいか、最近すぐに疲れてしまう私が、
「よく働いたし、さぁ、帰ってゴロゴロするかぁ」
などと気を抜いていると、彼らは続けて、

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長い間15日に作ることにしてきた旗竿作りに取りかかり始めました。
明日、15日の柱松作りの負担を少しでも減らす為の、自発的な奉仕作業です。
段取り、手際もよく、なかなかスピーディ。
「やるなぁ、コヤツら」
って、最近感心……というか感動しまくりです。

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こちらは、夜の「大鳴らし」の様子です。

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新しく頭領楽に上がってきた若衆です。

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叩いている二人は実の兄弟。
今年初めて鉦に上がった奥側の弟君は鉦のあまりの重さに苦戦のご様子。
手前、上鉦の兄貴はさすが余裕の表情ですね~。

明日は、朝から柱松作りの出合いがあり、そして夜はいよいよ祭り本番です!
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by kaizoe | 2007-08-14 22:19 | 河内火祭りと若衆
目標は東京
若衆この人」に登場のSYAGAMIくんにアンケートを取っていて、
「最後に一言、何かある?……たとえばこれからの目標でも」
と、振ると、
「う~ん、関東進出とか……(伊勢の)お木曳きみたいに六本木ヒルズの前で(祭りを披露)できるといいっすね」

お木曳きというのは伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮にまつわる行事の一つ。新しく社や鳥居を作り替える為に各地から材木を集めて来る。その木を昔ながらのスタイルで大勢が寄って丘の上や川の流れの中を曳いてくる。それをまんま「お木曳き」といい、伊勢を中心にした巨大な行事=祭りになっているわけです。

へぇ、2月4日に六本木ヒルズ前でお木曳き行事のデモンストレーションが行われたんですね~。
ケーブルテレビの特集番組で遅まきながら私も本日あらましを見ました。
「(番組を見ながら)あぁ、参加してぇ~!!……つぅか、火祭りあそこでやりてぇ~!」
SYAGAMIくんとたぶん同じようにやっぱり私も熱くなるものがありましたねぇ。
規模や歴史の重みでは勿論敵いませんが、でも、うちの火祭りの方がきちんとやればインパクトやエンタテインメント性、観衆に訴える非日常感覚はむしろ高いと思うんですけどね。
実際に目指すとなると……かなりのハードルが待ち受けているでしょうが。
木田市長!……つぅか、楠一先輩!!鳥羽の復活を目指して景気づけに東京進出の企画をぶち上げてみませんか?

(※そういやぁ……鳥羽に全国の柱松や火祭りを集めよう!って企画も市に持ってきたいんだ……怠けてるなぁ、おれ(;´Д`A ```)
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by kaizoe | 2007-02-12 23:58 | 河内火祭りと若衆
大晦日速報!
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現在、大晦日の夜7時前、山ノ神神社にみんなで集まってドンドン焼きをやっています。


a0019755_1853598.jpgお近くにおられる方はぜひ遊びに来てくださ~い!!

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by kaizoe | 2006-12-31 18:53 | 河内火祭りと若衆
祭りを終えて
この数年、もしかすると私達はとても貴重な体験をしているのかもしれません。

今年の祭りは、実はどこかで大きな失敗が出るんじゃないかと思っていました。
若衆とその母体組織である組合員数が減り続けていることで、我々はずいぶん無理をしてきました。そのしわ寄せが・・・それはどういう形かは分からないのですが、なにかしらトラブルに襲われてもおかしくないかと思っていました。ところが・・・ふたを開けてみると今年も祭りは元気いっぱいにそしてスピーディーに終わりました。正直、あれほど整然とした進行具合は意外でした。

病気になったり怪我を負ったりすると立って歩くことがとても大変なことに気がつきます。柱松を立てること、祭りを続けることもやはり相当大変なんですが、今は負けを認めることが大嫌いな(←たぶん)河内の男達がフラフラになりながらやけっぱちの力づくで歩いているような状態かと思うんです。
人数が減るにつれ、資金を含めた力の絶対量は確実に減少しているはずで、
「もう、河内の火祭りもダメなんじゃ」
と、いう声が内からも大きくなっているのも事実なんですが、ところが一方、祭りの現場はますます活気づき、みんなのオーラが際立ち、笑い顔、笑い声が増えてきているのも・・・不思議なのですがこれも事実なのです。
「みんなで力を合わせる」ということがどういうことか、言葉では知っていました(また疑っていました)が、実感として体験できたのはこの数年の祭りにおいて生まれて初めてのような気がします。
祭りを支えている大きな力、OBの人たちを含めたみんなのまとまりを今年は感じました。

来年、再来年に向けて、こういういい形でつなげられたことはとても大きな成果だと思います。
いえ、それでも、来年、この祭りはいきなり終わるのかも知れません。明日のこと、来年のこと、人間の心というのは私には予想がつきません。でも、私は今年またすばらしいものを若衆たち、先輩達にいただいたと思いますし、これからの河内火祭りに対して大きな希望を持つことができました。それがとても嬉しいです。ありがとう、河内若衆のみんな。
また、上の頭の大役をミスなくやり通した片岡くんをはじめ、鉦役の8人のみなさんご苦労様でした。
それから、後ろからガッシリと支えてくださった中老、年寄り、組合のみなさんもありがとうございました。来年もまた岡の儀は若衆しだいでよろしく!
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by kaizoe | 2006-08-17 22:17 | 河内火祭りと若衆
火祭り速報!
a0019755_1455947.jpg新しい柱を使った柱松が無事に立ちました。


a0019755_146894.jpgしかし今年はまいりました、ガッカリです。
私は若衆の現役を終え、今年初めて中老として柱松作りに参加したのですが、せっかくがんばろうと意気込んでいたというのに・・・先輩達や現役達がみんなやってくれてしまうので私の仕事がありませんでした(笑)

いやぁ、正直すばらしい面子の集まりですね~。またその人たちの高いテンションで柱松はあっという間に出来上がってしまいました。
しかも、やはり真新しい柱はいい!すごく綺麗です。今年はいつにも増して火祭り本番が楽しみです。

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by kaizoe | 2006-08-15 14:16 | 河内火祭りと若衆
あと3日
a0019755_2372830.jpg早いもので祭りまであと3日になりました。
昨晩、今年初めての練習見学に行ってきたんですが、確かに人数は減ったものの、相変わらずみんな元気に練習していました。
a0019755_2374798.jpg私も久しぶりに鉦を叩きましたが・・・やっぱりこの祭りはいいですね~。
今思うと現役の時、特に頭をやっていた頃はまったく気持ちに余裕がなかったなぁと。場の雰囲気やみんなとの交流を楽しむ余裕もなかったような。
10も20も歳の離れた若衆たちの練習する姿を見、話をする。
このつながりは、とてもユニークでまた心地よくすばらしいものだと今更ながら思いました。何とか続けていければなぁ。

まずは、今年の祭りを怪我のないよう無事に済ませなければ!
私も裏方ながら、手を抜かず気持ちを抜かずにできるだけのことをしなくちゃと思います。

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by kaizoe | 2006-08-12 23:16 | 河内火祭りと若衆
新しい柱にのせて
毎年恒例の藤切りに参加してきました。

「振木(しんぼく)」用の太い藤はノブちゃんという大先輩が事前に切ってくださったということがわかり、今年は柱松を支える「ツヅ」やロープのように使う為の細くしなやかな藤「根藤」のみ採ればいいことになりました。
「助かった~。ノブちゃん、ありがとうございま~す!」

a0019755_1905871.jpg朝から、ブログでも何度かご紹介してきた河内の山奥に行き早速作業開始。
いつものように地面の中を這っている藤の根をほじくり出し、

a0019755_1921558.jpgバリバリバリと力いっぱい地面から引き上げます。
腰は痛いしなかなか重労働ですが、太さがわりと均一でホントにロープのように使える根藤をがんばって採取していきます。
柱松は巨大で、その重量を支える根藤も大量に必要ですのでいつものように軽トラック山盛りいっぱいくらい採りました。


a0019755_1915585.jpgその後、新しい柱松を隠田岡まで上げました。
柱は鉦役たちや頭のお父さんである大先輩が山から切り出し、皮を綺麗にむいて、山道まで運び出してくれてありました。それを細い道はユンボでつりながら、そして、本通りに出てからはトラックに乗せて運搬しました。


a0019755_19164255.jpg今年の祭りはたぶん歴史始まって以来の少人数での開催になると思われます。
大方の人が「もう、無理なんじゃ。。。」と、思っているはず。
去年まで使っていた柱もまだ使用可能なんですが、それをあえて新調した若衆たちの気持ちと心意気。

それを我々OBは大事にしてやらねばなぁと思います。
白く滑らかな木肌が美しいこの柱で、立てられる今年の柱松が楽しみです。

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by kaizoe | 2006-07-30 19:22 | 河内火祭りと若衆
若衆たちの集い
この24日、若衆たちは公民館の会議室で集会を開き、祭りの今後について話し合うそうです。

このサイトを開いた動機が、まず、若衆の減少による祭りの危機打開につなげる為であり、当初から「今、祭りは存続の危機にさらされています」といった言い回しを続けてきたのですが、今年はまさに崖っぷちに立たされる状況に追い込まれました。
15年前、私が河内に帰ってきた時には若衆はまだ70名以上おり活気に溢れていましたし、15歳で初めて若衆に入った時などはさらに多く100名を超えていたかもしれません。それが今では30名そこそこです。祭りを威勢良く、かつスムーズに執り行うには最低50名は欲しいですから、今の状態は崖っぷちというより、正直にいえばすでに崖から落ちて潰れている状態ではないかと私は感じています。

私が鉦打ちから鉦役に上がり、3年前に頭をやらせて貰った頃も深刻さは似たようなものでしたが、それでもだましだまし、やりくりしながら何とか続けてきました。
止めたくないし、止めるわけにはいかなかった。また、祭りを好きな者、河内というふるさとが好きな者、亡くなった方、ご先祖との関わりを大切にしたいといった方々の気持ちに後押しされ頑張ってきたここ数年でした。
ですが、そろそろ限界のようです。
今年と、来年以降のこれから、祭りをどうしていくのか、まずは開催当事者にあたる若衆たちが集まり、意見をまとめようということだと思います。

若衆の減少問題は産業構造の変化による過疎、少子高齢化、暮らしや価値観の変化など複雑な社会問題が背景にあり、村や市からの人口流出を止めるという抜本解決を成し得るのは我々には容易ではないと思います。成人となり、市外への就業をきっかけに若者が多数若衆を抜けていく今の傾向の中で、残された10代、20代、それから地元に残ったわずかな30代、40代の者たちで、努力をする、知恵を出し合うといったところで一体どれだけのことができるでしょうか。
今までのスタイルを貫くのだというここ数年の我々の戦いについては残念ながら敗北は決しているようであり、この先の方向としては、その事実を受け入れ、柱松(火祭り)を止め、周辺地域と同じように鉦と楽による先祖供養を行う大念仏のみを行っていくというのが、一番妥当な落ち着き先ではないかと私は予想します。
たぶん、先輩方を始め、河内の多くの人たちがそう考えているのでしょう。

火祭りは勇壮で、参加する者は(たぶん見ている人も)血が騒ぎ、色んな意味で面白い行事だと思いますが、人的、金銭的コストがかさみ、裕福ではない田舎の村には負担が大きすぎるところがあります。
「もう(柱松を)止めては」と、誰かが声を出す時期に来ているのかもしれません。

ただ、私は死んでも止めようとはいいませんし、そういう案には賛成もしませんけど。
だって、まだまだ最善は尽くしていないですし。
続けていく、いや、これから盛り上げていく方法も幾通りもある筈ですし。

流れとしては祭りは衰退と消滅に向かっていますが、いつもいっているように無くしてしまうには惜しいし、そうすることは村にとっても大きな損失になると思っています。
また、止めるも続けるも河内に住む、あるいはゆかりのある人々の考え方次第であり、皆がその気になればまだまだこの祭りは続けていくことができると確信しています。
この祭りの有益性、すばらしさについて皆知らな過ぎること、みんなで協力しあってこの村で生きていくのだという意識が足りないところに問題があるのだろうと私は思っています。
そういったことを皆に解って貰うのはやはり並大抵のことではないでしょうが、くじけないで運動していくべきだと思います。

祭りを続けていくことについて私たちは悩み、努力し、話し合い、色んな辛い思いもしてきましたが、それは見方を変えれば、これからよりよい地域社会を築くこと、そのために古来から受け継いできた村社会(組織)の良いところを守り、延ばしていくことについて考えてきたのだろうと思います。
祭り=一つの行事をどうするかという表層的な一面にとどまらず、人々の精神的な繋がりについて、これからの地域の生活について、社会の変化に伴う再編成を目指して走ってきたような気がします。

日本のあちこちでは、地域社会という繋がりが弱まり、あるところでは崩壊し、様々な問題を露呈させていますが、私たちの村は祭りをシンボルとし、受け継いできた人々の密接な繋がりを通じて、そういった地域の絆の崩壊という事態はこれまで回避できてきたと思います。
柱松を止め、祭りを簡略化するのは一見簡単ですが、そうなれば後にもっと深刻で致命的なツケを突きつけられられることになるだろうと私は考えます。
こんな貧しい田舎で、人とお金がなくなり、そして人同士の絆までなくなればいよいよ衰退し後は滅びるのを待つより他なくなるでしょう。祭りをどうするかという議題の背景には、もっともっと複雑で重大な問題が横たわっていると私には見えるのですが。

この祭りの存続問題をきっかけとして地域社会について真面目に考えるのは大人たちにとってもいい機会だと思います。
村全体を巻き込んだ組織改革という次のステップに進める為、町内会や組合にいいボールを蹴って貰うよう、若衆たちの会合に期待したいと思います。
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by kaizoe | 2006-06-19 19:59 | 河内火祭りと若衆