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田舎の暮らしと夏に行われる火祭りについてつづっています
by hisa
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夜去り
近頃、季節はずれの台風が次々に襲ってきたり、夕立ちで大きな雷が鳴ったりしていますが、そういえば最近は「停電」することが少なくなりましたね。

今は各地域の電線がループ状に敷設されていることが多く、仮に何処かの電柱に落雷があり送電が途絶えても別のルートから電気を送ることで広範囲の停電を防ぐような工夫がなされていたりします。
昔は夏の雷雨の時期や秋の台風シーズンは停電に備えてろうそくや懐中電灯を用意するのが当たり前でしたけどね、世の中気付かないところで色々進歩しているのですね。

そういえば、最近は「漆黒の闇」というような状態を経験することも少なくなりました。
街は一晩中明るいですから明かりなど持たなくとも大抵のところへは安全に歩いて行けます。

「夜」のことをボクが小さい頃、近所のお爺さんお婆さん達は「よさり」と言っていました。
これは方言というより古くからの言い方で、万葉集などにもその言葉が使われています。

「ぬば玉の 夜去り来れば 巻向の 川音高しも 嵐かも疾き」(柿本人麻呂)
※歌の解釈・暗い夜が来ると巻向を流れる川の川音が高いことだ、嵐が激しいのであろうか

今では「よさり」という言葉を日常会話で聞くこともなくなりましたが、
「では、よさりに訪ねて行きますわ」
と、いったような使い方をすると、何か真っ暗な夜道を誰かがトコトコ歩いて行く様なイメージが浮かんできます。

ボクは夜は真っ暗の方が好きです。照明と防犯を兼ねて街に街路灯が増えたのは致し方ないとはいえ、何だか夜の魅力を殺してしまっているような気もします。
真っ暗で空が晴れていればたくさんの星が見える筈ですし、新月かまだ月が隠れているのだということにも気付きます。
月が出ていればその明かりを頼りに歩くだけでちょっと楽しいですし、ぼんやりと照らし出される町の様子も少しは幻想的に目に映ることでしょう。

東京に住んでいた頃、天の川が懐かしくて、
「一年に一日くらい、東京中の明かりを消して【星を見る日】を作ってくれないもんかなぁ」
なんて、よく思いました。
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by kaizoe | 2004-08-26 23:50 | 田舎生活
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