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田舎の学校のいいところは、クラス数や全校生徒の人数が少ないこともあって先生と密なつながりを(比較的)作りやすいということでしょうか。
小学校の時に一番好きだった野呂先生は他校の校長職を経てすでに退職され、よく散歩されているのを見かけますが、たまには話もしますし向こうはもちろんこちらの名前や家族構成まで知っています。 中3の時の担任だった浜田先生もやはり、今では退職されて近くでよく見かけるのですが、こちらは今日、ちょっと残念というか、 「がっかりさせやがるぜ、まったく……」 と、いうことがありました。 知り合いのおばあさんをクルマに乗せてその方の自宅まで送って帰ってきた時、先生が家の前に立っておられました。 「あれ、先生、こんなトコで何しとるんですか?」 と、クルマから声を掛けたのですが、先生は知らん顔。 同じ町内会で役員でもされているのか、そのおばあさんに用事があったらしく、 「うまいこと、帰ってきてくれて良かった」 と、すぐに土地の境界線か何かについて熱心に話し始めました。 先生は、すでにそこそこのご高齢ですが、年齢を感じさせないさわやかな声と久しぶりに間近で拝見したお元気な姿にとても嬉しくなったのですが、忘れられていることに正直寂しさも感じました。 お二人の話は長く続きそうだったので、声だけ掛けて家に帰ってきたら、先ほど電話が鳴りました。 その浜田先生からでした。 「久紀くん、さっきはすまんかった。いや、あんたやなぁとは(だいたい)分かっとったんやけどな。話に夢中になって……いや、失礼しまして……」 そんなことで、わざわざご丁寧な電話をくださって。 暇人同士……いやいや、田舎の暮らしも悪くないなぁとふと思った出来事でした。
by kaizoe
| 2006-04-19 20:42
| 田舎生活
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