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夜、携帯が鳴ってノブちゃんとフジヤンから招集が掛かり、彼らの待つ山小屋に行きました。
囲炉裏には薪がくべられ、その火で肉やら生きた牡蠣やらを焼いて振る舞われ思わぬ御馳走にありつきました。 フジヤン「その肉どうや旨いやろ、何か分かるか?」 私「う~ん???」 フジヤン「犬やぞ。ワハハハ」 犬のわけはないんですが、猪か鹿かで答えに迷いました。 正解は猪で、今シーズン初めて頂いた猪のあぶり焼きは抜群においしかったです。 晩酌の後、私は用事がありすぐにおいとますることになったのですが、二人は小屋の裏から2日前に仕留めたという小ぶりの猪を小屋に担ぎ入れ、ナイフで解体を始めました。 本当はその様子を携帯で撮影し、画像をアップしたかったのですが、あまりの衝撃画像になりそうでしたので控えることにしました。 肉食については日頃から思うことがあります。 私が頂いた肉が、仮に本当に犬の物だったとしたら、私は少なからず衝撃を受けたでしょう。 牛、豚、鶏、毎日のように動物の肉は頂いているわけですが、牛は平気で犬なら衝撃だという、その中身は何なのでしょうか? 中国には「八日間幸せになりたければ、豚を殺して食べなさい」という、言葉があるそうです。 本当は殺生をしなければ獣の肉を口に入れることはできない筈なのですが、私達は発達した社会の仕組みのおかげで苦痛や感傷を味わわずに食の幸福を手に入れることができます。 でも、それはどこか歪んでいるような気がしています。 自分の腕で仕留めた猪を自分で解体し自分で調理して食べる。 ノブちゃんやフジヤンの方がよっぽど私より自然であり、人としてちゃんとしているんだろうと思っています。
by kaizoe
| 2006-01-24 01:22
| 自然と共に
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