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田舎の暮らしと夏に行われる火祭りについてつづっています
by hisa
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魚は森で育つ!?
「魚つき林」(うおつきりん)って聞いたことありますか?
「海で採れる魚や貝、海藻類、あれって海の栄養だけではなくて森や川から運ばれる養分が大きな役割を果たしていて、陸地と海との連係プレーで育てられているんだよ」
海産物資源を大切にしようと思うなら、海だけ見ているのでは不足で、まず森と川の流れを大切にすべきなんだよね……と、いうような考え方です。ですよね(^^;
海との関わりを真剣に考える漁業関係者たちの間で、古い話では江戸時代から植林事業などを通じて森林の保全と育成に努めてきた例もあるそうです。


この前「青い鳥の岩壁」を目指して山歩きに行った時、途中でこういう情景を目にしました。
a0019755_1405123.jpg

a0019755_2171148.jpgこれは炭焼き仕事の為に雑木林が伐採された後。
切られた木材はワイヤーに吊されて谷を越え、

a0019755_2174323.jpgこの窯で木炭として加工されています。

a0019755_219987.jpgところで、これ、ちょっと乗ってみたくなりません?(笑)
コホン、真面目な話に戻します。木を切られ、禿げ山に変わった様子は私にはどこか傷口のように見えてしまいます。
つい感傷的な気分になり、「乱開発、自然破壊は悪いこと」と、小さい頃から刷り込まれてきた自分たちの世代にはいささか攻撃的な感情さえ呼び起こすところもありますが、最近は歳をとったせいかイライラや無力感を相変わらず覚えつつも、もう一方で冷静に事象を捉えそういうことについて総括的に考えるようにもなりました。

a0019755_2224080.jpgこれは近くの林の中で見つけた古い炭窯の跡です。
どれくらい前のモノかちょっと分かりませんが、かつてはココで炭が焼かれ、材料の材木は周りで調達された筈。

a0019755_225131.jpgその頃、先の画像のように殺伐とした禿げ山だったのだろう周りの地表は今ではうっそうとした木々に覆われ、森として見事に復元されています。
昔は人口も少なく、仕事も機械化されていなかったから、開発と復元のサイクルとバランスは自然に任せておいても総体的には上手くいっていたのかも知れませんね。

ただ、今は人間の力は強大に、自然の力は逆に追い詰められて小さくひ弱になっていますから心配にもなります。
私らの日本、郷土の自然環境はこのままで大丈夫なのかしらと。
今までと同じように「だってしょうがないから」と諦め、目を逸らし、無気力無関心を続けていていいのかしらと。
最近の私らは森との距離があんまりにも遠ざかってしまったらしい。
私もそうなんですが大抵の人は森のことを分からなくなってしまってるみたいに思えます。
近い視点としては相変わらず、いえ多分昔以上に誰もが木や草花を愛で、大切にしている筈。でも、残念ながら気持ちがそこらで終わってるように見えるんです。
これがホントの木を見て森を見ず!(笑)
森と川、海の関係についてもっと知っていかなきゃと思います。
海を育て、健康な生態系のバランスを持続させていく力として、それをバックで支える森はどれだけのボリュームを必要とするのか。また、どんな形の森が最適なのか。伐採され傷ついた森はどれくらいの時間で復元されるのか……などなど。

私らが住んでいる鳥羽は山と海の両方を持っていますが、周りからはまだ「魚つき林」の考え方を取り入れようという声は耳にしていません。
でも、我が鳥羽湾でも川が注ぎ込む湾内での海藻、貝類の生産は年々不安定になっており……山の減少、荒廃と川の汚染が関係している気もずっとしています。
うちの村はダム問題を抱えていることもあり、今、内輪で自然保護のようなことを口にするのはいささかスリリングだったりもするんですが、そろそろ提案していった方がいいだろうなと思っています。
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by kaizoe | 2005-03-02 02:53 | 自然と共に
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